こんにちは、谷口です。
今日は12月31日。
一年の最後の日ですね。
世界を見ていると、
今はとても静かな転換点に
立っているように感じます。
大きな事件や派手なニュースが
あるわけではありませんが、
社会の奥のほうで、
価値観や生き方の前提が、
少しずつ組み替えられている。
そんな空気が、
あちこちの国から伝わってきます。
移民の問題、宗教の問題、
自由と秩序のバランス。
これらは一見すると
政治や社会制度の話に見えますが、
その根っこにあるのは、
とても個人的な問いだと感じています。
・どう生きたいのか。
・どこに安心を置くのか。
・何を信じ、何に身を委ねるのか。
多くの国が、
これまで正解だと思ってきたやり方だけでは、
もう回らなくなっていることを、
薄々感じ始めています。
理想を掲げれば解決するわけでもなく、
力で抑えればうまくいくわけでもない。
だからこそ今、
世界は少し疲れていて、
同時にとても敏感に
なっているようにも見えます。
声の大きさや強い主張ではなく、
静かで、持続して、空気を壊さないもの。
人を急かさず、無理に変えようとせず、
それでも確かに、
身体や心に作用するもの。
そうした価値が、
以前よりもはっきりと
求められ始めているように感じます。
ここで、
「時間の感覚」という視点から
少し考えてみたいと思います。
日本では、
一年の終わりを
「振り返る時間」として
過ごしてきました。
静かに立ち止まり、
少しだけ呼吸を整えて、
「お疲れさま」と
自分に声をかけるような時間。
一方で、
世界の多くの国では、
年の終わりは
「これから始まる時間」のための日
として過ごされます。
どちらが正しい、
という話ではありません。
ただ、
時間の向きが、少し違う。
終わりを大切にする時間と、
始まりを祝う時間。
その違いが、
生き方や価値観の違いとして、
静かに現れているように感じます。
そうした視点で世界を見ると、
私たち日本人が、
長い時間をかけて育ててきた
知識や技術、
考え方や手当ての文化は、
派手ではないけれど、深く、
理論だけでなく経験に裏打ちされ、
即効性よりも
整っていく過程を大切にするものが
とても多いことに気づきます。
今の世界が、
少しずつ向かおうとしている方向と、
実はとても相性が良い。
だからこそ、
これから先、
外の世界をよく見ておくことは
とても大切だと感じています。
怖がるためでも、
比べるためでもなく、
自分たちの立ち位置を
静かに確かめるために。
先日の投稿でもお伝えしましたが、
今までと同じ考え方のままで、
これからの時代を生きていくのは、
正直、簡単ではありません。
だからといって、
焦る必要も、
急いで答えを出す必要もない。
この一年の終わりに、
世界の動きと、
自分の時間の向きを
少し重ねて眺めてみる。
それだけでも、
来年の歩き方は、
きっと少し変わってくるはずです。
今日は大晦日。
どうか、静かに、
一年を閉じてあげてください。
今年も、
読んでくださってありがとうございました。
よいお年を!
谷口光利







コメント