臨床現場で活きる!施術のポイントとお客様理解の極意(1)

こんにちは。今回は、大阪教室でのQ&Aセッションの内容をもとに、日々の施術で大切にしていることをお伝えしたいと思います。

目次

体の左右差から見えてくるもの

施術をしていると、体の左右で反応が違うケースによく遭遇します。例えば、背部兪穴での左右差。これは単純に「どちらかが悪い」という判断ではなく、以下のような視点で見ていく必要があります:

  • 臓腑との関連性
  • 普段の体の使い方
  • 筋肉の状態

特に、エクササイズを指導する際の重要なポイントとして、左右差がある場合は「動きの悪い方を良い方の3倍行う」という具体的な指導法があります。ただし、これは必ずしも「悪い方を9回、良い方を3回」という意味ではなく、「悪い方を3回、良い方を1回」というように、お客様の状態に合わせて調整することが大切です。

お客様を理解するための問診の重要性

施術において最も大切なのは、お客様の状態を正確に把握することです。例えば、「肩が痛い」という声を聞いた時、以下の情報を丁寧に確認することが重要です:

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 生活習慣
  • 普段の動作や姿勢

実際の例として、ある方の股関節の痛みを診させていただいた時、単に「痛い箇所をほぐす」のではなく、その方の仕事での動作を実際に見せていただき、どのような動きで負担がかかっているのかを確認することで、より適切なアプローチが可能になりました。

耳ツボ施術での心得

耳ツボは診断と治療の両面で有効ですが、その伝え方には十分な配慮が必要です。特に以下の点に注意が必要です:

  1. 施術前のカウンセリングを丁寧に行う
  2. 反応があった場合の説明は慎重に
  3. お客様の症状と照らし合わせながら説明する

最後に

施術は技術だけでなく、お客様とのコミュニケーションが非常に重要です。どんな些細な情報でも、それがその方の症状を理解する重要な手がかりとなることがあります。

私たちは医療従事者ではありませんが、だからこそ「気になることがあれば医療機関への受診をお勧めする」という判断も、時には必要になってきます。お客様の健康と安全を第一に考え、私たちにできる最善のケアを提供していきたいと思います。

日本ボディーケア学院学院
鍼灸師、柔道整復師、指圧師
NPO法人ハートカルチャー理事

日本ボディーケア学院は今年で開講23年目を迎え、現在は、オンライン講座、また教材で独自の健康法を指導している。

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