第4回 境界線の設定(境界線を守る対話)

谷口です。

今日は「コミュニケーションの技術」に注目してみましょう。

勇気を出して境界線を設定したけれど、お客様との良好な関係を維持しながらも、

それを守り続けるためためには、日々のコミュニケーションが鍵を握ります。

その時、クライアントとの対話の中で、自分のルールと専門性をしっかりと伝え、尊重してもらえる様な工夫が必要です。

では、どのようなコミュニケーションが効果的なのか?

今回は、その「効果的なコミュニケーションの5つポイント」をまとめました。

1)積極的に聞く

お客様の話に耳を傾け、理解を示すことで信頼関係を築きます。

2)明確に話す

自分の考えやルールをはっきりと伝え、誤解が出ないように注意します。

※これよくあるミスです。

3)経験から話す

個人の経験を共有することで、プロフェッショナルな視点を提供します。

4)肯定的な言葉を使う

ポジティブな言葉遣いでクライアントの自尊心を尊重し、励ます。

5)限界を知る

自分自身の限界を知り、それを超える要求にはお断りする心積もりも必要。

これらのポイントを意識することで、お客様との健康的な関係を築きながら、プロフェッショナルな境界線を保つことができます。

ぜひ、じっくりと考えて見てください。

そして、実際にこの様な場面に遭遇した時のために、自分でその言葉がスムースに出るように、

日頃から口に出して、その言葉を練習しておく必要があります。

私もお客様と境界線が引けない時、その時に必要な言葉を焦ることなく口にできるよう、鏡の前で話す練習をしたものです。

本当です(笑)

さて、次回が5回目、つまり最終回となりますが、

明日は、境界線を守るために直面するかもしれないちょっとややこしい場面、

そして、それにどう対処するかについてお話しします。

お楽しみに!

※今日の画像も、またAIに作ってもらいました!

日本ボディーケア学院学院
鍼灸師、柔道整復師、指圧師
NPO法人ハートカルチャー理事

日本ボディーケア学院は今年で開講23年目を迎え、現在は、オンライン講座、また教材で独自の健康法を指導している。

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