第3回 境界線の設定(具体的なステップ)

谷口です。

この所、セラピストとお客様との健全な関係づくりについて連続で投稿していますが、今日は「境界線の具体的な引き方」についてお話しします。

自己価値を認識することができたら、次に取り組むことは、その価値を守るための境界線をしっかりと設定することです。

これは自分だけでなく、お客様の心と体の健康にもつながります。

では、どのようにして境界線を引けば良いのでしょうか?

そこで、今回は「境界線を引くための5つのステップ」をご紹介します。

1)サービスの範囲を明確に定義する

2)料金体系を透明にし、それに基づいて対応する

3)「出来ません」と言うことを恐れず、必要なときには断る勇気を持つ

4)お客様とのコミュニケーションに明確なルールを設ける(例:返信する時間帯、施術の時間制限など)

5)必要であれば、書面による同意書や契約を使用する

これらのステップを踏むことで、セラピストとしての専門性を保ちつつ、お客様との健全な関係を築くことが可能になります。

次回は、この境界線を守るためのコミュニケーションの技術についてお話しします。お楽しみに!

※ 今日の画像はAIで作ってみました。インテリアのセンスが、ちょっと私たちからすると変ですが、画像的には充分ですよね。

これからビジネスにも、勉強にもAIは必須です。

日本ボディーケア学院学院
鍼灸師、柔道整復師、指圧師
NPO法人ハートカルチャー理事

日本ボディーケア学院は今年で開講23年目を迎え、現在は、オンライン講座、また教材で独自の健康法を指導している。

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