第2回 境界線の設定(自己価値の発見)

谷口です。

前回の投稿で、セラピストとクライアント間の依存関係の問題と、その影響についてお話ししました。

今回は、自己価値の発見とその重要性についてお話しします。

セラピストとして、自分のスキルや時間に適切な価値をつけることは、プロとしての自立と成長に不可欠です。

しかし、多くのセラピストがこの点で難しさを感じています。

なぜなら、クライアントからの「もう来ないわよ」というような脅しに屈してしまい、自己の価値を過小評価してしまうからです。

そこで、自分の価値を認識するための3つのステップをご紹介します。

この3つのステップについて、1つずつじっくり、そして深く考えることで、自分は何のためにセラピストになったのか?

そのために、自分は今までどれだけ努力してきたのか?」を思い出すと同時に、

今の現状を変えるための燃えたぎるパワーを心の奥底からフツフツと湧き上がらせていただきたいです。

1)自分の提供するサービスの価値を具体的に理解する

2)自分の時間とエネルギーに値段をつける

3)依存関係ではなく、対等な関係を目指す

自己価値の認識は、セラピストにとっての境界線を引く第一歩です。

これを理解することで、クライアントにもプロフェッショナルな対応を提供できるようになります。

次回は、具体的な境界線の引き方について詳しくご紹介しますので、そのためにも、今日の3ステップについてじっくり考えてみてください。

そして、プロとしての自立を目指し、健全なセラピストとお客様の関係を築き上げましょう。

※今日の写メは本文と全く関係ありません😊どうも私は写メを撮る習慣が身に付かないので、投稿するときの写メがなく、投稿を断念することがあるのです。今、連続投稿に挑戦していますので、今回は、これでご容赦下さい

日本ボディーケア学院学院
鍼灸師、柔道整復師、指圧師
NPO法人ハートカルチャー理事

日本ボディーケア学院は今年で開講23年目を迎え、現在は、オンライン講座、また教材で独自の健康法を指導している。

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